出発地の空港情報|奄美空港
所在地:鹿児島県奄美市笠利町和野字長濱金久
奄美空港は、鹿児島から南へ約380kmにある亜熱帯海洋性気候に属する奄美大島北東部海岸沿いに位置する1988年開港の空港。
羽田、成田、大阪(伊丹、関西)、福岡、鹿児島、那覇の主要都市のほか、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島といった奄美群島を結ぶ空路が定期路線として開設されており、奄美地域の拠点空港として重要な役割を担っています。
名瀬市街地へは路線バスを利用して約55分で行くことができます。
ターミナルビルの3階は、送迎デッキになっており、飛行機が離着陸する様子が楽しめます。
奄美空港へのアクセス
車
奄美空港周辺の観光地
奄美パーク
2001年に旧奄美空港跡地に開園された総合観光施設。
奄美群島の自然や歴史、文化を紹介している「奄美の郷」と、奄美の自然を描いた日本画家の作品を常設展示している「田中一村記念美術館」で構成された施設です。
園内には施設とパーク周辺を眺められる展望台があり、奄美空港から離発着する飛行機を見ることができます。
空港からも車で5分程度でアクセスすることができる観光スポットです。
ハートロック
奄美大島の東海岸にあるハート型をした天然の潮だまりで、「待ち受け画面にすると、幸運が訪れたり恋愛運がアップする」と話題になり、パワースポットとして観光客が訪れています。
きれいなハートの見頃は、「潮位80センチメートル以下の干潮時、前後1時間で波が穏やかな時」のみのため、「幻のパワ―スポット」とも言われています。
大浜海浜公園
奄美大島の市街地「名瀬エリア」から車で20分ほどで行ける、地元の人にも人気の海水浴場です。
公園内は、ヤシの木、アダン、ガジュマルなど、亜熱帯の植物が咲き乱れ、南国の雰囲気に包まれています。
トイレ、駐車場、キャンプ場などの設備が完備されています。
夏になると、アオウミガメとアカウミガメがくる産卵スポットとしても有名です。
また、奄美海洋展示館ではウミガメに餌やり体験が出来、奄美大島近海の魚などを観察ことができます。
宮古崎
奄美群島国立公園に含まれる岬。奄美大島西側の東シナ海を見渡すことができ、青い海と群生するリュウキュウチク(丈の短い笹)のコントラストが美しい景勝地。
駐車場から岬までは遊歩道が整備されており、壮大な風景を見ながら散策をすることができます。
見晴らしがよく、イルカや冬場に巡ってくるクジラの姿が見られることも。
目的地の空港情報|与論空港
所在地:鹿児島県大島郡与論町立長
与論空港は、奄美群島最南端の与論島西海岸沿いに位置する、1976年開港の離島空港。
島の中心である茶花集落や与論港フェリーターミナルも近くにあります。
JAC(日本エアコミューター)が奄美大島・鹿児島のフライトが就航しており、RAC(琉球エアーコミューター)が那覇との定期便をそれぞれ運航。
鹿児島県の奄美群島の1つですが、沖縄本島まで約23kmと非常に距離が近く、アクセスも便利。
与論空港へのアクセス
車
- 百合ケ浜:約20分
- 兼母海岸:約3分
- 与論城跡:約10分
- 与論民俗村:約10分
- 与論港:約10分
与論空港周辺の観光地
百合ヶ浜
大金久海岸(おおがねくかいがん)沖合1.5kmのリーフの内側に、条件が揃ったときにだけ現れる純白の砂州です。
百合ヶ浜の現れるタイミングは潮の満ち引きによって変わり見られない日もあるため、まぼろしの浜と呼ばれています。
例年は、春~夏の中潮から大潮の干潮時に観測されています。与論の方言でユリバマと呼ばれる百合ヶ浜は百合のように白いため「百合ヶ浜」という漢字がつけられました。
百合ヶ浜には、「星の砂」と呼ばれる星のかたちをした砂があります。星の砂は海の中にいる生物の殻で、サンゴの棲むきれいな海でしか見られません。
与論島では、この星の砂を年齢の数だけ拾うと幸せになるという言い伝えがあるそうです。
百合ヶ浜へは、大金久海岸からグラスボートや水上オートバイでの百合ヶ浜ツアーで往復できます。
大金久海岸
遠浅の白い砂浜が約2kmにわたって続くヨロン島最大のビーチです。遠浅のビーチのため、家族連れなど小さなお子様も安心して遊ぶことができます。
周辺には、マリンサービスやシャワー、トイレ、飲食店、キャンプ場、簡易コテージ、土産店などの施設が隣接しています。
また、ビーチの1.5km沖合には百合ヶ浜があり、グラスボートで渡ることもできます。
サザンクロスセンター
与論島の歴史や文化、暮らしの様子や自然まで、島の様々なことが分かる資料館。
民具や貴重な遺品、島の特産品、国の重要無形民俗文化財に指定されている「与論十五夜踊り」など、与論の歴史、文化、自然に関する展示が行われています。
5階の展望台は島で一番高いところにあるため島全体を眺めることができ、晴れた日には沖縄本島や美しい島々を見渡すことができます。
ヨロン駅
ヨロン島には鉄道は通っていませんが、「ヨロン駅」という名の駅のモニュメントがあります。
1979年、国鉄のの周遊券指定地に与論島が含まれるようになって10周年となったことを記念して建てられたもので、
現在は鉄道マニアの聖地として絶好の撮影スポットとなっています。
駅構内には、5メートル程のレールに乗った車輪と駅名標、ゲートがあり、海岸断崖の絶景を眺めながらの散策を楽しむことができます。